テレビアニメ、幼女戦記、風夏などオンエア開始 - 雑食マーケターの社会的な実験

新アニメが続々とオンエアを開始している。

「幼女戦記」は1月6日(金)からに放送開始。

「幼女」という題名にも関わらず本格的な戦争ものアニメ。主人公はホームから突き落とされ、異世界の幼女へと転生。ターニャ・デグレチャフとしてそこで軍に入隊し、自分が属する「帝国」の兵士として敵国と戦っていく。

原作は長編小説で、2016年12月までのシリーズの累計は100万部を突破している。

また、「週刊少年マガジン」で人気連載中の青春ラブコメ作品『風夏』が、2017年1月6日のWOWOWを皮切りに、順次放送開始に。

『風夏』は主人公の内気で人付き合いが苦手な榛名優と秋月風夏、優の幼馴染、氷無小雪の3人が紡ぎだすラブストーリーとなっている。

一般社団法人日本動画協会の「アニメ産業レポート2016」によると

2015年のＴＶアニメタイトル数は合計で341本。内訳はその年の新作作品が233本、以前からの継続放送作品が108本となっている。

また、全日帯アニメと深夜帯アニメの制作分数推移をみると、

15年は全日54,733分、深夜60,800分となっており、深夜アニメの分数が全日をはじめて超えた。

キッズ向けTVアニメの製作資金例は

52話（4クール）で約8億2,000万円(製作費1話1,000万円)

一方、深夜枠TVアニメの製作資金例

13話（1クール）で約3億円(製作費1話2,000万円)となっている。

さらに、『アニメーション制作者実態調査報告書2015』によると、アニメーション制作者の2013年の年間収入（税込み）は平均332.8万円。中央値は300万円。

一方、デザイナーは433万1100円となっている。