営業で稼いできた芸人エスパー伊東、芸能界引退へ

エスパー伊東が体力の限界により、芸能界を引退する意向を発表した。昔はプロレスのリングにも上がるなど体力を活かし活動てきたが、今では肩へのダメージで首は曲がり、股関節を痛め、右足を引きずる。

所属事務所によると、以前から酒癖が悪い上、最近は酒に弱くなった。半年先まで仕事が決まっており、その分はこなすとのこと。

エスパー伊藤は全国の披露宴などで営業を重ね年収数千万円を稼ぎ出している。

20年前から結婚式の余興営業を始め、余興に呼ばれた回数は、2500回以上。余興に呼ぶ1回の単価は、約20万円だそう。

芸人の営業と言えば、テツandトモ。

年間の営業本数が196本で「営業の神様」と言われてる。

1998年に結成。2003年にブレイクし、持ち芸の「なんでだろう」は2003年の新語・流行語大賞に選ばれた。

彼らの営業が増えたのが、2012年4月以降。2006年から2012年3月まで持っていたテレビ番組が終わったことがきっかけだった。

イチオシの商品や社員のモットー、会社のスローガンなど事前に20分ほど楽屋でヒアリングし、企業・自治体のことをネタに入れる。歌って踊ることが彼らの特長だが、営業ならではの工夫が見られる。

その工夫は、林家たい平が地方公演で、時間があれば地元の方と会話し、そこで得たエピソードを落語のまくらで話すことや。また、小泉進次郎議員が地方演説で方言を交えたパフォーマンスをするなどと共通している。

30分程度の地方のイベントで、芸人の一般的なギャラは1本40万～60万円と言われている。

また、芸人からの結婚式お祝いコメントがもらえ、芸人のランクによって上下するが、相場の値段は1回（1組）10万円となっている。

平成27年分民間給与実態統計調査によると給与所得者数は、4,794 ｓ万人（対前年比 0.8％増、38 万人の増加）で、その平均給与は 420 万円となっている。