ドラマで人気だった6/10公開映画「昼顔」から見る不倫が原因による離婚件数

上戸彩演じる主婦・笹本紗和と斎藤工扮する高校教師・北野裕一郎の不倫関係を描いたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の続編が映画で6/10に公開される。

ドラマの3年後が舞台で、紗和と北野が海辺の町で再会し逢瀬を重ねる。北野の妻・乃里子役には伊藤歩が引き続きキャスティングされ、紗和が働くレストランのオーナー・杉崎尚人役は平山浩行が出演。ドラマで演出を担当した西谷弘が監督となっている。

 

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昼顔は、不倫を題材にしたドラマであったが、厚生労働省「人口動態統計」によると離婚件数は以下の通り。

2015年225,000

2008年251,136

2005年261,917

1995年199,016

1985年166,640

 

さらに、最高裁判所では調停及び審判による離婚について、家事婚姻関係事件票により調査し、「司法統計年報 3 家事編」でその結果の公表をしている。判決による離婚については、民事・行政編で件数等の事項を報告している。

離婚に関する統計 12 司法統計からみた離婚

 

平成20年(2008年)・最高裁判所「司法統計年報」より、夫・妻の申し立て(合算) (のべ65,265件)を見ると、

順位

申し立て理由

(%)

1

性格が合わない

50.1

2

異性関係

24.4

3

暴力を振るう

23.8

4

精神的に虐待する

22.3

5

生活費を渡さない

18.0

6

浪費する

15.4

7

家庭を顧みない

11.2

8

異常性格

11.1

9

家族親族との折り合いが悪い

10.9

10

性的不調和

10.9

11

酒を飲みすぎる

7.4

12

同居に応じない

4.9

13

病気

2.9

 

その他

11.4

 

不明

1.4

申立ての動機は、1件につき3個まで重複計上。

上記は協議離婚等を含まないが、全体が同じ割合で異性関係が離婚理由となっていると仮定すると、

251,136×0.244=61,277

 

およそ6万人が異性関係(≒浮気)で離婚をしていることとなる。

 

 

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