「パックマン」を世界的にヒットさせたナムコ創業者中村雅哉氏が死去
バンダイナムコエンターテインメントの創業者で、世界的ヒットゲーム「パックマン」の生みの親として知られる中村雅哉(なかむら・まさや)氏が今月22日、91歳で死去した。
中村氏は、1955年、百貨店の屋上の遊具をつくる「中村製作所」を設立。1977年「ナムコ」に社名を変更。
1980年に発売した「パックマン」は世界中で大ヒットし、 “最も成功した業務用ゲーム機”としてギネス世界記録にも認定された。
1993年には日活を買収。役所広司主演の映画「どら平太」(監督市川崑)などの製作総指揮に名を連ねた。
2005年には、玩具大手のバンダイと経営統合し、持ち株会社の最高顧問に就いていた。
元ナムコ会長、中村雅哉さん死去 パックマンが大ヒット:朝日新聞デジタル
みずほ銀行の産業調査部によると、コンピュータゲーム産業の成立は、アメリカの MAGNAVOX社 が世界初のコンシューマハード「Odyssey」を発売した 1970 年代に入ってからである。
日本では、1978 年にタイトーの「スペースインベーダー」、1980 年にナムコの「パックマン」が大ブームとなり、アーケードゲーム市場が最初に拡大した。
次に、1983 年に任天堂の「ファミリーコンピュー」 が世界中でヒットしたことで、コンシューマゲームは日本勢が世界を牽引する産業に成長した。
その後、ファミリーコンピュータの後継機であるスーパーファミコンやNECのPCエンジン、セガのメガドライ、1994 年にはソニーの PlayStationへと続いていく。
一方、日本の PC ゲーム市場は、国産PC による市場寡占化のため低価格化が進まず、Microsoft Windows 95 が発売されるまで一般家庭に PC が普及せず、PC ゲームはニッチ市場となった。PC ゲームは、コンシューマゲームでは扱いづらいアダルトゲームを中心に開発が行われた。
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1048_03_05.pdf
「2016CESAゲーム白書」によると、
2015年の日本国内のゲーム市場規模は
ハードウェア1,353億円
ソフトウェア(パッケージ)1,949億円
ダウンロードゲームソフトウェア市場:131億円
合計で3,433億円
2015年に最も多く出荷されたタイトルは「モンスターハンタークロス」(3DS)で、2015年12月31日までに320万本を記録している。
2015年の国内ミリオン出荷タイトルは全5タイトルとなっている。
また、スマートデバイス(スマートフォンおよびタブレット)のゲームアプリ市場規模は
9,453億円となっている。
ゲーム市場全体合計:1兆2,886億円。
2016CESAゲーム白書(2016CESA Games White Paper)」発刊!
2015年のゲーム人口は全体で4,468万
家庭用ゲームプレイユーザー2,118万人
PCゲームユーザー1,100万人
アプリゲームユーザー3,460万人
2015年国内ゲーム市場は過去最高の1兆3,591億円 - アプリゲームが牽引 | マイナビニュース
さらにセガネットワークス ゲームスタイル研究所「アプリ利用実態調査」によると、
2015年3月の15歳-49歳のゲームアプリ利用率は、
男性15-24歳74%
男性25-34歳57.9%
男性35-49歳52.7%
女性15-24歳69.1%
女性25-34歳64.0%
女性35-49歳55.4%
ファミ通ゲーム白書2016<ファミ通ゲーム白書> (ビジネスファミ通)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA・DWANGO / エンターブレイン
- 発売日: 2016/06/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る