ボルダリング大会最年少優勝伊藤ふたば(14)から見る10代前半の実施スポーツ

2020年東京五輪の追加競技であるスポーツクライミングのボルダリング日本一を決めるジャパンカップが29日に決勝などが行われた。

女子は伊藤ふたばが14歳9カ月の大会史上最年少で初優勝した。2005年大会を16歳3か月で制した野口啓代あきよを抜く記録となった。

伊藤は岩手県出身で、小学3年からトレーニング・競技を始めた。

スポーツクライミングは五輪や世界選手権、Ｗ杯などシニア国際大会の出場資格が16歳以上となっている。体形の変化が競技に影響することも少なくなく、体重が軽い10代の選手が有利な側面もある。

　東京五輪では、〈1〉ボルダリング〈2〉リード〈3〉スピードの3種目の総合成績でメダルが決まる見通しで、日本選手は〈1〉〈2〉が得意でボルダリングについては、男女合わせた国別ランキングで日本が3年連続1位となっている。

スピードの練習施設は現在、岐阜県の１か所のみ。今後は東京と大阪に設置される予定となっている。

　スポーツクライミングで言うボルダリングとはホールドと呼ばれる突起物のある高さ5メートル以下の人工壁をいくつ登れたかを競う競技となっている。

クライミングで言うと、一番大きなカテゴリーは「ロッククライミング」。それが、自分の手足にだけ頼って登る「フリークライミング」と、道具を積極的に使用して前進する「エイドクライミング」に分かれる。

「フリークライミング」の中で巨岩を登る「ボルダリング」と高い壁を登る「ルートクライミング」に分かれる。

総務省平成23年社会生活基本調査の「スポーツの種類別行動者率」を見ると、

10-14歳女性のトップ20は以下の通り

一方、10-14歳男性は以下の通り