スーパー戦隊第41作目「キュウレンジャー」開始から見る『スーパー戦隊』の売上
2月12日からスーパー戦隊シリーズ第41作の「宇宙戦隊キュウレンジャー」がスタートした。
「宇宙×星座」をモチーフに、9人もの戦隊で、
宇宙をかけめぐるSFヒーローファンタジーとなる。
スーパー戦隊シリーズは、1975年に「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまり、40年以上続いている。
作品の主要な対象は未就学児童であり、「子どもが初めて目にするドラマ」を念頭に、
幼児に理解できるストーリー展開が心がけられている。
マスクのゴーグルや変身アイテムなどは「電子戦隊デンジマン」から主に取り入れられている。
1981年の「太陽戦隊サンバルカン」以降はブレスレット型の変身アイテムが主流に。これは、当時の子どもの憧れの対象が腕時計だったという背景がある。
1997年の「電磁戦隊メガレンジャー」に登場したメガシルバーの「ケイタイザー」以降携帯電話型アイテムが使われるようになり、2005年の「魔法戦隊マジレンジャー」以降は主流となった。
今回の変身アイテム「セイザブラスター」は、銃のようなデザインに落とし込まれたガントレット型となっている。
そして、バンダイから各アイテムが発売されている。
変身アイテム「変身コントローラー DXセイザブラスター」は4500円(税抜き)
武器を再現したなりきり玩具「9段変形 DXキューザウェポン」は、ソード・スピア・クロー・クロスボウ・アックス・シックル・レイピア・ショット・スラッシャーの9つのモードを3つのパーツの組み合わせることで再現した。
セットにはボウエンキョウキュータマが1個付属している。
価格は4,298円(税込)。
さらに、合体ロボット「キュータマ合体01,03,05,07,09 DXキュウレンオー」(7980円、税抜き)や
変身、特殊技のための球状のアイテム「キュータマ」のセット「DXキュータマセット01」(700円、税抜き)、などが販売される。
宇宙戦隊キュウレンジャー:玩具があす一挙発売 合体ロボや変身アイテムなど続々 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
また、バンダイナムコホールディングスのアニュアルレポート2016(2016/3)によると、
トイホビー事業2,064億年(構成比34%)
IP別売上ではスーパー戦隊(パワーレンジャー)191億円となっている。
参考に他IP売上の上位は以下のようになっている。